幼い頃の気持ち
どうして自分だけうまくいかないのか
どうして自分だけ辛いのか
言葉にならないその気持ちに
溺れそうになる
ごちゃごちゃな自分はいつも切り捨てられ
そしていつも残っている
心の片隅にいつも残っている
私はごちゃごちゃな自分を捨てきれない
うまくいっている自分と
ごちゃごちゃな自分の間で
私は裂けそうになる
全ては波のようにやってきては、消えていく
憂鬱な気分も、自分を惨めに思う気持ちも
その波に揉まれていて
溺れかけている時に
その日はなぜか
その先に道があることを知った
そこからつながる大きな世界
広がる愛の世界
世界は私だという感覚
内側から沸き起こった確信
どうして私だけという気持ちと
この大いなる世界が繋がっている、不思議
ごちゃごちゃな自分と大きな世界は
確かに繋がっている
自分自身であることが
こんなに恐ろしいということ
自分自身であることが
こんなにもパワフルであること
海に揉まれて気付くんだ
深海に広がる闇を
恐れさえしなければ
闇を闇として味わうことができるならば
闇の中にじっと耐えることができるならば
はるかかなたからの光を知ることができるだろう
光に照らし出された自分自身は闇を知り
その奥の深さを見て、より遠くの星々の存在を知る